商品コード :8030013
JANコード: 2803001300005
販売元:弥満丈製陶所
配送区分:常温
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例:賞味期限1年の商品の場合…4カ月 賞味期限60日の商品の場合…20日
ただし以下は、提供元の出荷規定に沿い下記の期限内で発送します。
また例外として以下のメーカー(またはメーカーの一部商品のみ)に関しては、以下の期限内であれば発送します。
さらに以下の商品も、例外とします。
※B品・アウトレット品など特価商品は上記賞味期限規定にあてはまりません。
また、特に消費期限の短い商品(豆腐・納豆・ハムソーセージ類)などに関しては、例えば「3日保障」というように、お手元に届いてからの期限を保障しております。
万が一お手元に届いた商品が上記規定より短かった場合はお取り換えしますので、ご連絡いただきますようお願いします。
連絡先info@gaia-ochanomizu.co.jp
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昔から使われてきた陶器の保存容器です。梅漬けや糠床用におすすめ。
高田焼きは岐阜県美濃地方の東部で生産される美濃焼の一種で、日本有数の歴史ある焼き物です。強度があり、耐久性・通気性に優れた陶器のカメは、梅干しや味噌、ぬか床などの保存容器にぴったりです。 実際のカメの容量は表示の容量よりも2割ほど大き目です。保存するものによっては発酵が進み、カサが増える場合があるためで、例えば2升の容器に、2升分(3.6L)分の食品を詰めてもカメの口までぎりぎり一杯ということはなく、ほどよくゆとりがあります。
色は釉薬を使わないオーガニックホワイトです。天然素材のままの色のため、真っ白ではなく、ややベージュに近い色です。ところどころに黒い点がみられますが、これは原料の土に雲母が混じっているためです。※茶色のカメは製造を終了しました。※撮影時の光の加減やお使いのモニターによって写真と実物の色が異なって見える場合がありますので、予めご了承ください。
使用前に、熱湯に漬けるなどして消毒してからご使用ください。米ぬかを入れた湯や米のとぎ汁を使って煮沸すると尚いいです。器の焼きを固く締めるとともに、汚れがしみにくくなります。 使用後、新たに何かを漬ける場合も、予め煮沸消毒することで前の菌の影響を受けることを防げます。
岐阜県多治見市。生産者の加藤さんご夫婦2人だけで切り盛りする小さな窯です。 加藤さんのご先祖様が焼き物を始めたのは安土桃山時代で、現在13代目にあたります。千利休や、古田織部がパトロンだった時代があったというほど歴史の深い窯です。
江戸時代に需要の高かった焼き物のひとつに「通い徳利」がありますが、(よく時代劇でみかける首に縄をひっかけたつぼのような徳利)寒い夜、これに湯を入れて布団を温めたのが湯たんぽのルーツです。 「モノは作り手の一方的なものではなく、使い手の希望や意見を取り込んで工夫や改良をしていくものだ」と加藤さんの言葉通り、徳利から現在の湯たんぽの形になるまでの変化は使い手の声がきっかけとなったとのこと。湯が漏れ出ないよう口を上に設け、足をのせやすいかまぼこ状に形を変え、強度と保温力を増すために表面が波状の小判型に。そして最近も!丸い形だった栓の部分を、すべって回しにくいとの声から六角形に改良、口のパッキンは古くなると水もれしやすいのでシリコン製に、と進化し続けています。
高田の土は古代の海藻が土となった珪藻土。泥パックや保湿剤として化粧品にも使われる粘土です。昔の人が湯たんぽの残り湯を洗顔に使っていたのは、残り湯を無駄にしないためだけでなく肌が潤うという美容効果も期待してのことだったのです。 また高田の土には酸化チタンが含まれることも特長です。酸化チタンは消臭や抗菌効果があることで知られています。甕に入れた水が浄化されて美味しくなるのはこの酸化チタンによる働きによるものです。 そのため高田焼きの甕は「漬物がすっぱくなりにくい」「梅干が色鮮やかに漬かる」などと昔から保存食用として重宝されています。
陶器の湯たんぽは、福島県の原発事故後、省エネに関心が高まったことで注文が殺到しました。加藤さんご夫婦にとっては今も昔も変わらず続けてきたものづくりですが、最近使い手の意識が追いついてきたことで、以前より需要が高まってきているといいます。 「大阪万博の頃から日本は科学信仰が加速していったけど、そんなもの長く続かないと思ってた。湯たんぽづくりは『古い』『貧乏くさい』『儲からないからやめろ』といわれる中でも続けてきた。今はアレルギーやアトピーなど体の不調を訴える人が増えて、何かおかしいって思う人が増えてきたのはいいこと。土を含め自然のもつ力はすごいんだ」
需要が高まったといっても、ご夫婦二人で昔ながらの手作り。手間がかかる上、大量には作れません。「全然お金にならないんだ。たとえ貧乏しても『モノで物申す』というのが主義」と変わらぬ信念で、古くて新しいものを提案し続けます。